特別な加工

加工の工程も見逃してはいけない冊子

冊子の印刷物には、チラシやポスターなどと違った加工が必要になります。代表的なものは、スクラム綴じです。それに、時には折り加工や三方化粧断ちなどの中綴じ、その他の綴じ加工が必要になることもあります。元々少部数であることが多い冊子印刷では、そうした加工の工程は手作業で行うことも多くあります。特に昔の時代はそうでした。しかし、今はオンデマンド印刷も普及してきましたし、加工工程も機械化されてきていますので手作業は減ってきています。とにかく、冊子には加工が不可欠ですので、印刷時間と加工時間と併せて、作業時間はチラシなどよりも多くかかってしまうのです。もしも冊子を業者に頼む時には、そのことを理解しておくと良いでしょう。

印刷加工の技術的進歩

印刷技術の進歩を考えると、まず第一に刷り上がりのクオリティの向上が注目されます。機械もインクも紙も全てが高性能になってきていますので、確かに昔よりもハイ・クオリティになりました。しかし、冊子などに欠かせない様々な加工技術も、非常に進歩してきています。高い付加価値をもった加工技術や加飾技術も発達していますので、表現力もより豊かになりました。たとえばエンボス加工一つ取っても、最近では緻密な表現が可能なマイクロエンボス加工も一般的になりました。それにヴィンテージ加工やちぎり和紙加工なども珍しくはなくなりました。それらの加工技術を効果的に用いれば、以前には無かったようなオリジナリティ溢れる素晴らしい冊子も作ることができるのです。